本日は、みんな大好き貴船神社を京都観光マニアの私が徹底解説いたします。
今回は貴船神社の一の鳥居のすぐそばにある梶取社についてお届けいたします☆彡
それでは早速参りましょう☆彡
前回、貴船神社へのアクセス方法をご案内いたしましたね。
国際会館駅からバスに乗って最初に辿り着くのが、
今回お届けする「梶取社(かじとりしゃ)」になります。
一の鳥居の左隣に小さなお社があり、それが梶取社になります。
この梶取社は貴船神社をご案内する最初として非常に重要なポイントとなります。
御祭神は宇賀魂命(うがのみたまのみこと)です。
さてこの宇賀魂命がなぜここに祀られているのか?
時は神武天皇(じんむてんのう:初代天皇)のお母さんの時代まで遡ります。
神武天皇のお母さんは玉依姫命(たまよりひめのみこと)という人(神)です。
この玉依姫命がある日こう言いました。
私たちに水を与えてくださっている水源へ行って祠を建てたい!
という事で、舟に乗って大阪湾よりスタートし、淀川、桂川、鴨川を上ってこの地まで来ました。
水源は貴船川の上流にあると聴いており、そこへ行こうとしていたのですが、
左は貴船川、右は鞍馬川に分かれており、玉依姫命は間違えて鞍馬川の方へ行こうとしました。
あ、やべ間違えた!
と気づいた玉依姫命のもとへ、天よりふわふわ~っとこの宇賀魂命が降りてきて、
そちらは間違えてますよ~、貴船川は左ですよ~。
と言って、玉依姫命の舟の帆先を貴船川の方に「よいしょ」と動かしてくれて、
無事に玉依姫命は貴船川を上っていき、貴船神社を創る事が出来ました。
(めでたしめでたし)
その功績を称えて、この地にこの梶取社のお社が出来ました。
・・という事らしいです。笑 (ん?・・それだけ?って感じですね。笑)
ちなみに、このお話にはもう一つのバージョンがあります。
(もう一つのバージョンてなんやねん!笑)
川を上るに至った経緯までは同じです。
先ほどのは玉依姫命が自分で舟を漕いでいるという設定ですが、
今回のお話はそもそも最初から宇賀魂命が登場しています。
(舟の船頭として)
玉依姫命は偉い神なので、舟には船頭の宇賀魂命がいました。
先ほどと同様に川を上ってこの地まで来ました。
すると玉依姫命より
ここから先は神聖な場所となる。
この先には神が居り、お社を建てたり、神聖な儀式が必要である。
船頭の貴方はここで降りなさい。
宇賀魂命は
そうですか・・・。解りました。
貴方様がそう仰るのであれば仕方ありませんね。
ただ、私もここまで頑張って漕いで来て、お社とか創る所見たかったです。泣
玉依姫命
左様か。
お主もご苦労であった。
褒美として神にしてあげようぞ!
という事で、宇賀魂命はここで神になり、
ここに功績を称え、お社が出来ましたとさ。
・・・というバージョンです。。。笑
それでは、また!
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