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本日は、京都観光マニアの私がパワースポットで有名な貴船神社と絵馬の関係について徹底解説いたします☆彡「貴船神社は絵馬発祥の社!?」
それでは、早速参りましょう☆彡
貴船神社は絵馬発祥の社(えまのふるさと)とも言われている事をご存じでしたでしょうか?
前回貴船神社の高龗神は水神様であるとご紹介させて頂きましたが、
古来より雨乞の社(あまごいのやしろ)として貴船神社は有名でした。
それで歴代の天皇より、旱(ひでり・干ばつ)には黒馬を、
霖雨(りんう・雨が続く)には白馬又は赤馬を捧げて御祈願される習慣がありました。
(それで現在貴船神社の境内に黒馬と白馬の像があります。)
白鳳時代や奈良時代辺りでは馬の生贄(いけにえ・殺して)を奉納していましたが、
馬が可哀想だという事で、
神馬(しんめ)として生きたまま馬を奉納するようになりました。
(日本紀略の818年(弘仁9年)に、第52代・嵯峨天皇(さがてんのう)が、
貴船神社に黒毛の馬を献じて雨乞いを行ったとされており、
神社に生きた馬を奉納したという記録があります。)
しかし神社の人達も生きた馬を飼うのは大変という事になり、
今度は土や木で馬の模型を造って奉納するようになりました。
ですが、この模型を造るのもめんどくさいよね・・・となり、
最終的に、高価な生きた神馬や馬の模型に代わり、
馬の絵を描いた板立馬(いたたてうま)が奉納されるようになりました。
それが、現在の絵馬奉納の起源になったと言われています。
「日本紀略の平安時代終わり頃(9世紀終わり頃)に、
貴船神社や丹生川上神社(にゅうかわかみじんじゃ・こちらも高龗神を祀っています。)に、
絵馬を奉納したという記録が残っているそうです。」
古くから絵馬を貴船神社に奉納していたという記録がある事から、
貴船神社は絵馬発祥の地と言われております。
ちなみに、絵馬についてもせっかくですのでさらっとご紹介いたします。
なぜそもそも馬を奉納するようになったかというと、
その昔、「神様は馬に乗って人間の世界に降臨してくる」と考えられていたからです。
それで神様にお願い事をする時には、神馬(しんめ)と呼ばれる馬を奉納したという事です。
それから上記の流れで絵馬になったと言われています。
「絵馬の奉納の仕方」
絵馬の絵が描いてある方が表になり、こちらには何も書きません。
何も描いていない方が裏になり、こちらにお願い事やお礼を書きましょう。
絵馬に書く事は基本的には1つにしましょう。
(沢山書くと効果が薄れてしまうと言われています。)
〇〇出来ますように、〇〇になれますようにと書いたり、
〇〇します!、〇〇になります!と言い切るとより良いとも。
四字熟語で恋愛成就とか商売繫盛などでも良いそうです。
個人情報は住所、名前、奉納日を書くのが良いですが、
身バレの恐れがありますので、省略や簡略でも可。
絵馬は、神様にお願い事を叶えて貰う為に奉納するのですが、
神様に一方的に、〇〇叶えてください!後よろしく!ではなく、
「神様に日々の感謝をし、願い事が叶うように自らも努力する事を伝え、
応援して頂けるように心の中でお願いをしながら文字を書き、奉納する事」で、
より効果が高まるとされています。
奉納する時は、絵馬の裏(願いを書いている方)を自分の方に向けて掛けると良いそうです。
以上、貴船神社と絵馬の関係について解説させて頂きました。如何でしたでしょうか?
私も先日京都の神社仏閣巡りでこれでもかという程お参りをしてきました。
目標達成に向けて日々努力をしていますが、なかなか世の中そんなに甘くないと痛感している毎日です。
皆様の願い事もどうか叶いますように☆彡
それでは、また!
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