本日も、高台寺周辺について3倍楽しむ為のポイントを解説していきます。
今回は、開山堂、観月台についてお届けいたします☆彡
都合により、開山堂の中の写真はございませんが、外観よりお届けいたします。
(読者の方は、実際に訪れた際にお楽しみ頂ければと思います。)
こちらの開山堂(かいさんどう)は、高台寺の創建当初からあるもので、非常に貴重なものです。
正面から入ってまず天井を見上げると、
豊臣秀吉が使用していた屋形船(御座舟・ござぶね)の天井がそのまま移築されており、
豊臣秀吉が当時眺めていた天井と同じものを見る事が出来ます。
現在はだいぶ金箔が剥げていますが、当時は金閣寺の様に金ぴかだったそうです。(秀吉らしいですね☆彡)
そして、その奥の天井を見上げると、今度はねね様が使用していた御所車(ごしょぐるま)の天井がそのまま移築されています。
こちらも現在は剥げてほぼ解りませんが、四角形の中に四つの絵があり、
春夏秋冬をイメージさせる絵が描いてあったそうです。(ねね様らしいですね♬)
こちらも当時ねね様が見上げていた天井と同じものを見る事が出来ます。
(日本の基盤を造った三英傑の一人の豊臣秀吉とねね様の夫婦が、実際に当時眺めていたものを、現代でも観れるなんて素敵じゃないですか☆彡)
また通常は非公開ですが少し奥に行くと、龍図が天井にあり、龍は「仏様の教えを守る神」とも言われています。
天井に龍図を描く事により、法の雨を降らせ、人々に教えを染み込ませるという意味もあるそうです。
その他に、三光和尚(さんこうおしょう)や、ねね様のお兄さん・木下家定(きのしたいえさだ)とその奥様の雲照陰(うんしょういん)、創建に貢献した堀直政(ほりなおまさ)の木像が安置されています。
上の写真は観月台(かんげつだい)といい、方丈(ほうじょう)と開山堂を結ぶ橋です。
ねね様がここで月を観ながら、亡き夫(豊臣秀吉)に想いを馳せていたと言われています。
それでは、また!
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