「京都観光」これだけ抑えておけば問題なし!仏教NEW6!

西本願寺、浄土真宗、親鸞

私のブログでは、読者の方に京都観光を楽しんで頂けるように、お役に立てる情報をお届けしております☆彡

目次

本日は、京都の神社仏閣巡りで必ず出てくる仏教についてめちゃくちゃ解りやすく解説いたします。
まずはこれだけでも覚えて観光すると、より一層神社仏閣巡りを楽しめるはずです☆彡

それでは参りましょう!!
まず入る前の前提として、時代と仏教の流れから。

時は奈良時代(平城京の頃)へ遡ります。
その頃は仏教の力も強く、天皇=摂関=仏教の3つの勢力がごちゃごちゃしていました。
その中で仏教で国を治めようとした道鏡(どうきょう)「女性の天皇にめちゃくちゃ気に入られて出世したお坊さん」という人物がいました。
道鏡は自ら「神からご神託を受けて、自分が天皇になれば、国は平和になり、繁栄する」と言って天皇にまでなろうとしましたが、和気清麻呂(わけのきよまろ)という人物により、それは嘘である!と言われ、結局天皇になる事は出来ませんでしたが、それ程仏教が力を持っていた時代です。

そこで桓武(かんむ)天皇が平安京を造り、仏教の勢力を抑える事を考えます。
ここで登場するのが、有名な最澄(さいちょう)と空海(くうかい)です。
この二人が流行らせたのが密教で、ひたすら修行をするという教えです。
こうする事で仏教の勢力を弱め、天皇中心の政治に戻していきました。

それから更に時は流れ、天皇が力を持ったり、武士が力を持ったりと色々な時代へと移り変わっていきます。
そんな中で、最澄と空海の教えに疑問を持つ人達が出てきます。
修行すれば救われると言うけど、そもそも山奥で修行して生活できる人達はある程度裕福な人達であって、
貧しい人達は、「俺たちは修行に行く余裕もなし、それなら救われないのか・・・」
という感情になっていきます。
そんな人々を救う為に鎌倉時代に現れたのが、この仏教NEW6です。
この6人の大前提の特徴は「修行はしなくていいよ!」という教えです。

仏教NEW6の特徴を解りやすくお伝えします☆彡

  • 法然(ほうねん):南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)を唱えれば救われる。
          特徴:何回でも言いましょう。
  • 親鸞(しんらん):南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)を唱えれば救われる。      
          特徴:一回だけでいいです。(えっ?一回でいいんですか?)
  • 一遍(いっぺん):南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)を唱えれば救われる。
          特徴:踊りながら(踊念仏・おどりねんぶつ)言いましょう。
             御札(おふだ)もあげちゃいます。
  • 日蓮(にちれん):南妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)を唱えれば救われる。
          特徴:上三人の南無阿弥陀仏を批判し、南妙法蓮華経を唱える事が正しいという見解。
  • 栄西(えいさい):座禅すれば救われる。
          特徴:合わせて禅問答(ぜんもんどう)を行う(Q&Aを繰り返す形)
  • 道元(どうげん):座禅すれば救われる。
          特徴:ただ座ってればいい。(えっ?座るだけで救われるんですか?)

如何ですか?こうやって見ると、すごく解りやすいと思います。
そして、少し興味も出てくると思います。
へぇ~ 1回でいいんだ! それは楽だしいいよね☆彡 みたいな。
それって何宗なんだろう?ってなりますよね。
初めから誰々が何宗と言われても難しいだけで、興味も沸きませんよね。

それでは、また!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする


reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。

目次