私のブログでは、読者の方に京都観光を楽しんで頂けるように、解りやすく情報を発信しております☆彡
目次
本日は、仏教NEW6の1人、栄西(臨済宗)について誰よりも解りやすく解説して行きたいと思います。
読めば、京都の神社仏閣巡りが3倍楽しめるはずです☆彡
それでは早速参りましょう☆彡
栄西(えいさい) 臨済宗(りんざいしゅう)
栄西(1141年5月27日~1215年8月1日)は、臨済宗の開祖であり、
平安時代末期から鎌倉時代初期に活躍した僧侶です。
建仁寺を開山し、天台密教・葉上流(ようじょうりゅう)の流祖でもある。
(ちなみに建仁寺では栄西(ようさい)と呼ぶそうです。)
栄西は、宋(そう・中国)から禅の修行法と共に、お茶の種も持ち帰り、
製法を伝え、これが茶道の基礎となりました。
廃れていたお茶の習慣を日本に再び伝えたことでも知られており、日本茶道の祖ともされています。
栄西は、お茶を通じて禅の精神を一般庶民にも広めることを試み、
禅の修行と日常生活の融合を提唱しました。
禅宗の中でも臨済宗に属し、禅の修行と茶の湯を通じて心を養うことを重視しています。
*日本の臨済宗は中国の禅宗五家「曹洞(そうとう)、臨済(りんざい)、潙仰(いぎょう)、雲門(うんもん)、法眼(ほうげん)」の内の1つ臨済を基にしています。*
宋に留学して、帰国の際に入手したお茶の種を持ち帰って肥前霊仙寺(ひぜんれいせんじ・佐賀県吉野ケ里町松隈)にて栽培を始め、日本の貴族だけでなく武士や庶民にも茶を飲む習慣が広まるきっかけを作ったと伝えられています。
栄西の著書として「喫茶養生記・きっさようじょうき」という物があります。
上下2巻からなり、上巻では茶の種類や抹茶の製法、身体を壮健(そうけん・元気で健康)にする茶の効用が説かれ、
下巻では飲水(いんすい・現在の糖尿病)、中風(ちゅうふう)、不食(ふしょく)、瘡(かさ)、脚気(かっけ)の五病に対する桑(くわ)の効用と用法が説かれている。
このことから、茶桑経(ちゃそうきょう)という別称もあります。
曹洞宗の開祖である道元は、入宋前に建仁寺で修行しており、師の明全(みょうぜん・栄西の弟子)を通じて栄西とは孫弟子の関係になるが、栄西を非常に尊敬し、説法を集めた「正方眼蔵随聞記(しょうぼうげんぞうずいもんき)」では、「なくなられた僧正様は…」と、栄西に関するエピソードを数回だが紹介しています。
京都の神社仏閣巡りで栄西を感じる事の出来る場所
京都五山(きょうとござん)「臨済宗の寺院の寺格で、別格とされる南禅寺とともに定められた京都にある五つの禅宗の寺院」
南禅寺(なんぜんじ):別格
天龍寺(てんりゅうじ):第一位
相国寺(そうこくじ):第二位
建仁寺(けんにんじ):第三位
東福寺(とうふくじ):第四位
万寿寺(まんじゅじ):第五位
その他にも京都には沢山の臨済宗のお寺があり、有名所が目白押しです☆彡
(天龍寺、金閣寺、銀閣寺、高台寺、東福寺、大徳寺、西芳寺、鈴虫寺、等々。)
京都の観光名所のお寺はほとんど臨済宗と言っても過言ではないぐらいです。
臨済宗には南禅寺派とか建仁寺派とか東福寺派とか~派という感じになっています。
以上、日蓮について京都の神社仏閣巡りと合わせてご紹介させて頂きました。
私のおすすめは南禅寺か建仁寺です!
それでは、また!
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